***第17回***
SEM(検索エンジンマーケティング)とは
検索エンジンを活用したマーケティング手法です。
つまり、SEO対策やリスティング広告によって、来訪者を増やし、ROI(投資利益率, 投資対効果)の向上を目的とするインターネット マーケティング手法です。
(SEO対策やリスティング広告については『アクセス数を増やすには』を参照してください)
ROIを分かりやすく、
広告をクリックしてアクセスしてきた来訪者の、何人が商品を買ってくれたかを計算することにより、広告費が有益な投資であったかどうかを知ることです。
現在、注目度の高い広告は、ページの内容に関連した広告を、自動で選択して掲載してくれる、検索連動型広告です。
検索連動型広告の普及により、2005年度のインターネット広告市場規模は、昨年と比べて倍増といわれています。
なんといっても、広告費が安価(1クリック 数円)なため、中小企業でも投資しやすいところが人気になっています。
検索連動型広告のおかげで、ホームページのアクセスアップは容易なものとなりました。
SEO対策をしなくても、多少のお金を掛ければ、簡単にGoogleやYahoo等の検索結果トップページに乗せることが出来るのです。
しかし、気を付けなければいけないことは、ホームページのアクセスがアップしただけで、満足してしまう企業が多いということです。
1日1000アクセスあったとしても、全てそのページの閲覧だけ(１ページ離脱率 100%)で終わっていた場合、成果はゼロ(広告費の分だけマイナス)です。
来訪者は、何らかの興味があってサイトを見に来てくれている、大切な見込顧客なのです。
全ての来訪者の行動分析をして、ROI(投資利益率, 投資対効果)の向上を意識していかなければなりません。
