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■ (06/1/18) 19.ページビュー、訪問者数、ユニークユーザー数

***第19回***

この回を読む前に、アクセス解析で大切な事はを読んで下さい。


ページビュー:ブラウザ(Internet Explorer等)で1ページ表示されるのが、1ページビューです。

訪問者数(ビジット):1つのWEBサイトに訪れたユーザーの数です。同一ユーザーであっても、2回訪問すれば、2回カウントされます。

ユニークユーザー数:訪問者数とは異なり、同一の訪問者が2回訪問しても、1カウントです。

ページ滞在時間:そのページが表示されていた時間です。

数値の大小関係は、以下の通りです。
(ページビュー) > (訪問者数) > (ユニークユーザー数)

これら4つの数値の組み合わせから、以下のようなことが予想できます。

サイト全体のページビューが多くて、訪問者数が少ない場合、1人のユーザーが複数のページを見ている可能性が高いです。
サイト全体のページビューが多くて、訪問者数も多い場合、1人のユーザーが見るページが少ない可能性が高いです。
単純に、この2つを比べた場合、前者のほうが理想でしょう。
ユーザーの興味を引くページが多かったり、次ページへの誘導が上手に作成されていることが予想されます。

ページビューが少ない場合は、増やす方法を検討しましょう。
SEO対策や、リスティング広告など。

訪問者数とユニークユーザー数の差が、小さい場合、リピーターが少ない。
訪問者数とユニークユーザー数の差が、大きい場合、リピーターが多い。
単純に、この2つを比べた場合、当然、後者が理想でしょう。
ユーザーの興味を引けていることになりますので、次のステップを考えていきましょう(目的のページへの誘導など)。

特定の1ページにおいて、ページビューは多いが、ページ滞在時間が短い場合、そのページが訪問者のニーズに答えていない可能性が高いです。
特定の1ページにおいて、ページビューは少ないが、ページ滞在時間が長い場合、そのページが訪問者のニーズに合っている可能性が高いです。
前者の場合、アクセス数は多いのに、成果の上がらないWEBサイトの、典型的なパターンです(無駄な広告投資や、無駄なSEO対策をしている場合です)。
後者の場合が理想で、さらにアクセス数を増やすことにより、得られる効果が大きいことが予想できます。

※ここで挙げた例は、あくまで4つの視点から見た一例です。さらに別の角度から見た場合、また違った結果が見えてきます。